旅がしんどくなったら、ボスニア・ヘルツェゴビナで立ち止まってみてほしい理由
① 結論:ボスニア・ヘルツェゴビナは「旅を取り戻せる国」だった
正直に言うと、ボスニア・ヘルツェゴビナは観光地として派手な国じゃない。でも、旅が少し辛くなってきた人にとっては、心を立て直せる場所だった。
移動を重ね、感動にも慣れてしまった頃。そんなタイミングでこの国に来たからこそ、旅の意味をもう一度考える時間をもらえた気がしている。
② 体験談:サラエボで感じた「言葉にできない違和感」
2015年10月23日。僕はボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボにいた。
マケドニアから始まり、アルバニア、コソボ、モンテネグロ、クロアチア、そしてボスニアへ。小さな国を10日間で一気に駆け抜けるような旅だった。
毎日が刺激的で、移動して、観て、食べて、写真を撮る。
なのに、なぜか心の奥に小さな引っかかりが残っていた。
「楽しいはずなのに、なんか違う」
その違和感を考える暇もなく、さらに先へ進もうとしていた。でもサラエボに着いた夜、ふと立ち止まった。
街を歩くと、銃弾の跡が残る建物と、普通に暮らす人たちの日常が同時に存在している。そのギャップが胸に刺さった。
ここで初めて、無理に前へ進むのをやめて、ブログを再開しようと思った。
文章を書くことで、気持ちが整理されていく感覚があった。
「ああ、俺は旅を“消費”してたんだな」
そんなことを、静かな夜のサラエボで考えていた。
③ 詳細情報:ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行の基本
これからボスニア・ヘルツェゴビナを旅行する人向けに、最低限知っておくと安心な情報をまとめておく。
基本情報
- 首都:サラエボ
- 通貨:兌換マルク(BAM)
- 物価:西ヨーロッパよりかなり安め
- 英語:若い世代は比較的通じやすい
サラエボの印象
- オスマン帝国とオーストリア=ハンガリー帝国の文化が混ざる街並み
- イスラム、カトリック、正教会が同じ街に共存
- 派手さはないが、空気に深みがある
観光名所を急いで回るより、街を歩いて空気を感じる旅行が向いている国だと思う。
④ 注意点:心の余白を持って旅してほしい
ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行で感じた注意点も正直に書いておく。
- 戦争の記憶が今も街に残っている
- 重たい展示や話を聞くこともある
- 「楽しい!」だけを求める人には向かない
でも逆に言えば、
旅に疲れている人、考える時間が欲しい人にはすごく相性がいい。
無理にテンションを上げなくていいし、何もしない時間が許される国だった。
⑤ まとめ:ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行は「立ち止まる勇気」をくれる
ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行は、僕にとってご褒美でも刺激でもなかった。
代わりに、「このままの旅でいいのか?」と問い直す時間をくれた。
旅がしんどくなるのは、弱さじゃない。
ちゃんと向き合っている証拠だと思う。
もし今、
- 移動に疲れている
- 感動が薄れてきた
- 旅の意味が分からなくなってきた
そんな気持ちが少しでもあるなら、ボスニア・ヘルツェゴビナはきっと優しく受け止めてくれる。
派手さのないこの国で、もう一度「自分の旅」を取り戻してほしい。







0 件のコメント:
コメントを投稿