世界一周の途中で出会った、いちばん「気を抜けなかった国」
──アルバニア旅行記・ロングエッセイ
① 結論|アルバニアは、世界一周の“空気”を変えた国だった
世界一周をしていると、不思議なことが起きる。
国境を越えるたびに、空気の張りが変わる瞬間がある。
アルバニアは、その変化がはっきり分かった国だった。
安心と緊張が常に同居していて、気を抜いたら置いていかれる。
でも、その分だけ「旅をしている感覚」が濃かった。
世界一周の途中だからこそ、アルバニアは強く心に残った。
② 体験談|旅慣れたつもりの自分が、一度立ち止まった場所
アルバニアに入る前、すでに世界一周は10か月目に入っていた。
知らない国を移動することにも慣れ、多少のトラブルでは動じなくなっていた頃だ。
だからこそ、アルバニアに入った直後の違和感が印象的だった。
不確実な移動
バスの場所が分からない。
時間も決まっていない。聞く人によって言うことが違う。
「まあ、何とかなるか」そう思いながら進んでいたけど、どこかでずっと気を張っていた。
美しさと緊張の同居
ベラットの街に着き、斜面に張り付くような白い家々を見上げたとき、一瞬だけ緊張がほどけた。
美しい。でも、どこか素直に浮かれきれない。
人との距離が近い。親切なのか、踏み込まれているのか、その境界が曖昧。
世界一周をしていると、「この国では、どこまで踏み込んでいいか」を無意識に測る癖がつく。
アルバニアでは、その測定が難しかった。
③ 詳細情報|世界一周ルートの中で見たアルバニア
アルバニアは、いわゆる“バックパッカー天国”ではない。
世界一周目線で感じた特徴
- 交通は不安定だが安い
- 観光地はまだ商業化されきっていない
- 英語は通じる人と通じない人の差が大きい
- 人は基本フレンドリー、でも距離は近い
- 坂と石畳が多く、体力を削られる
世界一周中盤〜後半で来ると、「慣れ」が一度リセットされる国だと思う。
④ 注意点|世界一周中だからこそ気をつけたいこと
世界一周をしていると、どうしても自分を過信しがちになる。
アルバニアでは、それが一番危ない。
- 「旅慣れてるから大丈夫」は通用しない
- 違和感を感じたら立ち止まる
- 人の親切を疑うというより、自分の感覚を信じる
- 疲れている日は無理に動かない
世界一周は長い。一つの国で無理をすると、その後に響く。
アルバニアは、自分の限界を確認させてくる国だった。
⑤ まとめ|世界一周の途中で、アルバニアに出会ってよかった
正直に言えば、アルバニアは「快適だった国」ではない。
でも、世界一周を終えて振り返ったとき、必ず思い出す国の一つになった。
- 予定通りにいかない移動。
- 常に判断を求められる感覚。
- 一瞬の絶景が、疲労を上書きしてくる感じ。
世界一周は、楽しい国だけでできているわけじゃない。
アルバニアは、そのことを思い出させてくれた国だった。
もしまた世界一周をするとしても、同じように緊張しながら、もう一度この国を歩くと思う。
それくらい、旅の輪郭をはっきりさせてくれた場所だった。
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