◆結論:台湾は旅に疲れた心をリセットしてくれる国だった
世界一周中に台湾を訪れたとき、私は“ただの観光地”以上のものを感じました。
それは、人の優しさと穏やかな空気が、旅の緊張を解きほぐしてくれる場所だということ。
韓国や中国で、文化の違いや言語の壁にぶつかりながら旅を続けてきた私にとって、台湾はまさに「心の休息地」でした。
この記事では、台湾に実際に滞在して感じた「安心」「優しさ」「癒やし」の全てを、体験談を交えながら紹介します。
これから台湾へ行く人、または海外旅行が不安な人にもぜひ読んでほしい内容です。
◆理由① 3〜4時間で行けて、時差も1時間。旅のハードルが圧倒的に低い
台湾の魅力は、まず“行きやすさ”にあります。
東京から台北までは約3.5時間、福岡からは約2.5時間。
国内旅行をするような感覚で行けるのに、しっかり海外の空気を楽しめる――この絶妙な距離感がたまりません。
私は世界一周の途中で台湾を訪れましたが、正直「こんなに近いの?」と驚きました。
飛行機の画面で映画を1本見終わる頃には到着。
空港を出ると、南国のような湿った風がふわりと体を包み込み、旅の緊張が一気にほどけていくのがわかりました。
さらに、台湾はLCCの便が非常に多く、往復2〜3万円台で行けることも。
旅初心者、学生、週末海外にもぴったりです。
◆理由② 人が本当に優しくて、一人旅でも不安が消えていく
台湾の優しさは、他の国とは少し違います。
観光客への“サービス”ではなく、生活の中に当たり前に根付いている“素の思いやり”なのです。
台北駅で切符の買い方に迷っていたとき、近くにいた学生が自然に声をかけてくれました。
「Where do you go?」「I’ll help!」
と笑顔で案内してくれ、最後に「台湾は安全だから大丈夫だよ」と背中を押してくれました。
夜市でも、おばちゃんが
「これ、辛くないよ。日本人は好きだと思う!」
と試食を渡してくれたり、道に迷えば店員がスマホを使って丁寧に案内してくれたり。
“困っている人を助けるのが当たり前”
そんな人たちが集まっている国だからこそ、一人旅でも怖さを感じません。
私は台湾で初めて、「海外でも安心して夜の街を歩ける」という感覚を持てました。
◆理由③ 食べ物がとにかく優しくて、旅の疲れが自然に抜けていく
台湾の料理は派手ではないけれど、心と胃にふわっと馴染む優しい味。
旅を続ける中で、食べ物に癒やされた国は台湾が初めてでした。
特に印象に残ったのは、朝食で食べた鹹豆漿(シェンドウジャン)。
温かい豆乳に揚げパンを浸した優しいスープは、まるで“台湾式のお母さんの味”。
前日の疲れがスッと消えていくのを感じました。
夜市では、魯肉飯、小籠包、胡椒餅などを食べ歩き。
どれも優しい味付けで、胃に負担が少ない。
「海外の食事=重い・辛い」というイメージが完全に覆されました。
さらに街角のドリンクスタンドで飲むタピオカミルクティーは、甘さ・氷・トッピングを選べるのも嬉しいポイント。
歩き疲れた時に甘いドリンクを片手に休憩する時間は、まさに台湾旅の醍醐味です。
◆体験談:台湾が教えてくれた“旅を続ける意味”
台湾を歩いていて感じたのは、**「旅は頑張るものじゃない」**ということ。
私は世界一周の途中で「次の国へ行かなきゃ」「無駄なく動かなきゃ」と焦りながら旅をしていました。
そんな中、台湾の穏やかな空気に触れて気づいたのです。
立ち止まって深呼吸する時間こそが、旅を豊かにしてくれる。
たった数日の滞在で、
“また次の国に行きたいと思える自分”
に戻ることができました。
台湾の人の優しさ、料理、街の落ち着いた雰囲気。
その全てが、旅の疲れをゆっくりと癒やしてくれたのです。
◆まとめ:台湾は旅を整える国。だからこそ最初の1カ国目にも最適
この記事で伝えたいのはただ一つ。
台湾は、心に余裕をくれる国であり、旅のスタートにも休息地にもなる最高の場所だということ。
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近くて行きやすい
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人が温かくて安心
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食が優しくておいしい
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初心者でも一人旅でも楽しめる
世界一周の途中で台湾に出会えたことは、旅の中でも大きな転機でした。
これから海外へ行く人にも、疲れた旅人にも、私は胸を張って台湾をおすすめします。
「旅を続けたい」と思える心を取り戻せる国。
それが台湾でした。

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