【前編】エジプト旅行はここからが本番|国境越えとカオスな移動で心が折れかけた話
① 結論|エジプト旅行は“到着前”がいちばん試される
エジプト旅行を計画している人に、まず伝えたい結論があります。
エジプトは、現地に着く前から旅が始まっている国です。
国境越え、長距離移動、意味のわからないルール、不安を煽る言葉。観光を楽しむ以前に、精神力と判断力を試されます。
ただし、この最初の壁を越えられた人だけが、「エジプト旅行は忘れられない」と言える景色にたどり着けます。
② 体験談|野宿から始まる、エジプトへの道
旅の出発点はイスラエル最南端の街・エイラット。
宿代を節約するため、公園で野宿をしていました。
夜中、野犬の気配を感じながらうとうとしていると、突然、顔に水がかかって目が覚めます。原因は公園のスプリンクラー。荷物ごとびしょ濡れです。
「勘弁してくれ…」
場所を移動しても、別のスプリンクラーが作動。結局ほとんど眠れないまま夜が明けました。この時点で、すでに体力は削られています。
それでも朝、エジプト領事館でパスポートを受け取り、ビザのスタンプを見た瞬間、気持ちは一気に切り替わりました。
「ここまで来たなら、もう行くしかない」
③ 詳細情報|イスラエル→エジプト 国境越えの実情
■ エイラット → ターバー(国境)
- バスは遠回りルートで時間がかかる
- イスラエル出国税:約106シュケル
- 出国時の荷物検査は意外とあっさり
■ 両替のリアル
- 国境の両替所はレートがかなり悪い
- ATMが使える場所まで待つ方が無難
- 「選択肢がない場所」での両替は覚悟が必要
④ 注意点|エジプト入国直後に感じた不安
入国ゲート前では、なぜか人が並ばず待ちぼうけ。「いつ入れるのか分からない」という状況は、想像以上に不安です。
さらに、「なんで危険なエジプトに行くんだ?」と声をかけられる場面もありました。
確かに過去には観光バス爆破事件も起きています。でも、日本で生活していても事故や事件のリスクはゼロではありません。
危険性だけを理由に行かないのではなく、情報を集め、冷静に判断して行動する。それがエジプト旅行では何より重要だと感じました。
⑤ 前編まとめ|ここで引き返す人もいる
エジプト旅行の前編は、正直かなりキツいです。「楽しい」という感情は、まだほとんどありません。
それでも、この段階を乗り越えたことで、「この旅は特別になる」と確信できました。
【後編】エジプト旅行の現実|カイロ到着、ピラミッド、そして心が折れた理由
① 結論|エジプト旅行は“人”との距離感がすべて
エジプト旅行で一番消耗するのは、遺跡でも暑さでもありません。
人との距離感です。
親切と押し売りの境界線が曖昧で、常に判断を迫られる環境が続きます。
② 体験談|夜行バスを越えてカイロへ
シャルム・エル・シェイクからカイロまでは夜行バス。エアコンは容赦なく効き、車内は極寒。
途中で何度もパスポートチェックが入り、そのたびに起こされます。
朝、降ろされたのはカイロ駅前。雑多で汚れた街並みを見て、インドを思い出しました。
空腹に耐えきれず入ったフードコートでは、「無料」と言われた飲み物がしっかり請求される洗礼。
「ああ、エジプト旅行ってこういう感じか」
③ 詳細情報|カイロ観光と割引制度
■ カイロ博物館
- 通常:75ポンド
- 障害者割引/IYTC:35ポンド
- 展示数が非常に多く、数時間は余裕で潰れる
■ IYTC(国際ユーストラベルカード)
- 学生でなくても作成可能
- 多くの観光施設で割引が効く
- エジプト旅行では持っていて損なし
④ 注意点|ピラミッド観光で消耗する理由
ギザのピラミッドは、間違いなく圧巻です。ただし、周囲の環境がそれ以上に強烈。
- 客引きが異常にしつこい
- 「職員」を名乗る人が多い
- 手を掴まれることもある
気を抜くと、一気に疲れます。
それでも、目の前に立つピラミッドの巨大さは本物。何千年も前の建造物が、今もそこにある事実には鳥肌が立ちました。
⑤ 後編まとめ|それでもエジプト旅行は行く価値がある
エジプト旅行は、快適さを求める人には向きません。正直、二度目はいいかなと思う場面もあります。
それでも――一生に一度、この空気を体験できてよかった。そう思える旅でした。
エジプト旅行は「楽しい」より「強烈」。だからこそ、心に残ります。
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