【結論】インド旅行は、慣れ始めた頃にもう一段ギアを上げてくる
アレッピーを出発する頃、
正直に言えば「少し慣れてきた」と感じていた。
腹痛も落ち着き、
匂いにも鈍感になり、
電車のカオスも「まあ、こんなもんだ」と受け流せる。
でも、インド旅行は甘くない。
慣れた瞬間を見計らったかのように、もう一段階しんどさを投げてくる。
それが、ケララ州南下の移動だった。
【体験談】電車移動は、静かに精神を削ってくる
アレッピーから次の街へ。
切符は驚くほど安い。
数十ルピーで数時間移動できるのは、インド旅行の魅力でもある。
だが、問題は値段じゃない。
電車が来た瞬間、
「全員ここに乗るの?」という人数が一斉になだれ込む。
- 座れない
- 体が密着する
- どこからともなく漂う匂い
風は通るはずなのに、空気は重たい。
誰かが床に座り、
誰かが寝転び、
誰かが平然と物乞いに来る。
ここでは、**異常が日常**だ。
【人・距離・匂い】インド特有の“近さ”
ケララ州の人は、確かに親切だ。
道も教えてくれるし、笑顔も多い。
でも距離が近い。
近すぎる。
- 肩が触れる
- 顔が数十センチ
- じっと見られる
悪意はない。
ただ、「近い」がデフォルト。
そして、避けられないのが匂い。
汗、排気ガス、湿気、生活臭。
最初は拒否反応が出るが、
不思議なことに、ある時から気にならなくなる。
その瞬間、ふと思った。
あ、俺、インドに適応し始めてるな。
【耐性がつく瞬間】危機感が薄れていく怖さ
慣れは、楽になる一方で危険でもある。
- 客引きを軽くあしらう
- 適当な説明を信じる
- チケット確認を怠る
「今まで大丈夫だったから、今回も大丈夫だろう」
インド旅行で一番危ない思考だ。
実際、
この日も間違った電車に乗り、
追加料金を請求され、
必死に説明して事なきを得た。
油断したら、すぐにやられる。
【詳細情報】ケララ州南下・移動のリアル
移動費
- ローカル電車:35〜45ルピー
- 追加料金請求:100ルピー前後(交渉次第)
車内の実情
- チケットチェックは不定期
- 指定席の概念はほぼ無い
- 匂い・密集は避けられない
人の特徴
- 親切だが距離が近い
- 英語は通じたり通じなかったり
- 悪意より“適当さ”が強い
【注意点】インド旅行中盤で気をつけること
- 慣れた自分を信用しすぎない
- 毎回チケット・行き先を確認
- 親切=正確とは限らない
- 疲れたら無理に移動しない
インド旅行は、後半ほど判断ミスが増える。
【まとめ】インド旅行は「耐性」が旅の質を変える
ケララ州を南下しながら思った。
この国は、
「強い人」ではなく
「順応できる人」が生き残る。
完璧を求めず、
正しさに固執せず、
不快も含めて受け入れる。
それができた瞬間、
インド旅行は少しだけ、
牙を抜いてくれる。
でも油断したら、また噛まれる。
だから面白い。
だから、旅はやめられない。
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