ベトナム旅行は“想像以上にドラマチック”。トラブル続きでも心に残る冒険になった
①結論:ベトナム旅行は「予測不能な出来事こそが最高の思い出になる」旅だった
ベトナムを旅してみて強く感じたのは、良い意味で旅のシナリオ通りに進まない国だということ。バイクの故障、方向音痴による大幅なルートミス、現地の人との思わぬ交流、そして何度も転倒するアクシデント……。
一つひとつは大変な瞬間なのに、あとから振り返ると全部“旅の味”として心に残っている。
結論として、
「ハプニングも含めて楽しめる人には、ベトナム旅行は最高に面白い」
というのが僕の率直な感想だ。ここからは、僕がベトナムを南北に駆け抜けた“ジェットコースターみたいな日々”を、できるだけそのままの空気感で語っていく。
②体験談:転倒と出会いだらけのベトナム横断。痛いけど忘れられない日々
■ ハノイからスタート。バイク旅の始まり
旅の相棒となる中古バイクを手に入れ、ハノイを出発。東南アジアの喧騒をかき分けながら走る感覚がたまらない。とはいえ、ベトナムの道路は独特。クラクションは鳴りっぱなし、車線は気持ちだけ、バイクは常に密集。慣れるまでは緊張しっぱなしだった。
途中で寄った安宿では、ウォーキングツアーがあることを知り参加してみた。現地の人が使う道を歩くと、金網越しに生活の匂いが漂っていて、**「これが本当のベトナムなんだな」**と感じられる瞬間が多かった。
■ いきなりのトラブル。ガス欠・ボッタクリ・道間違い
ハノイを出てすぐ、バイクが動かなくなり修理店へ。少しの給油で 45,000ドンという謎の高額請求。「やられた…」と思いつつ、旅が進むうちにこういう出来事も笑えるようになるのが不思議。
さらに、ハロン湾へ向かうつもりが逆方向へ進んでおり、そのまま潔くルート変更してホーチミン方面へ向かうことに。
ベトナム旅行は、思い通りにいかないくらいがちょうどいい。
■ “転倒ラッシュ”の過酷な区間。それでも優しかった現地の人
山あいの道を走っていると、砂利に滑って転倒。そしてまた転倒。数時間後にも転倒。「今日だけで何回こけるんだ…」と心が折れかける。
特にひどい転倒をしたとき、左足がバイクに挟まり身動きが取れなくなった。痛みで叫んでいると、現地の人が何人も駆け寄ってきて助け起こしてくれる。
英語はまったく通じなくても、**「家で休んでいけ」**とベッドを貸してくれたり、食事を分けてくれたり、ベトナム人の優しさに本気で救われた。彼らと一緒に過ごした、言葉が通じない不思議なホームステイの夜は、今でも忘れられない。
■ 次の日もアクシデント。医療のシンプルさに驚く
翌日、走行中にまた転倒。今度は靴が破れ、足の皮がえぐれた。「終わったかも」と思いながら地元の小さな診療所へ。
治療は驚くほどシンプルで、消毒して終わり。しかも治療費は**無料**。社会主義の国らしい仕組みだと現地の人が教えてくれた。痛みは残っていたけど、不思議と心は軽くなった。
■ 南へ進むたびに増えていく出会いと学び
道中のガソリンスタンドでは、ノン君という青年と仲良くなり、ベトナム語を少し教えてもらった。バナナまでくれる優しさにほっこり。
さらに地方の食堂では、35,000ドンほどで驚くほど美味しい家庭料理を食べることができ、**「地元価格って最高だな」**と実感。
旅の最後、ホーチミンが近づくころには、**転倒の痛みと、ベトナム人の温かさがセットになった“大事な思い出”**になっていた。
③ベトナム旅行の役立つ詳細情報まとめ
■ ベトナム旅行の魅力
- ローカルの生活感が肌で感じられる
- 予測不能な旅になる(良い意味で)
- 人が親切で困っているとすぐ助けてくれる
- 食事が安くて美味しい
- 南北で文化が大きく変わり、飽きない
■ 移動・交通
- 中古バイクは安く手に入るが故障リスクあり
- 道路は砂利や段差が多い場所が多く転倒しやすい
- ガソリンスタンドの人は比較的フレンドリー
- 都市間移動はバスも選択肢(ただし時間はかかる)
■ 食事・グルメ
- ローカル食堂は20,000〜40,000ドンで満腹
- ベトナム家庭料理は味が優しく日本人も食べやすい
- 市場で売っている果物はとても新鮮
■ 宿泊(安宿・ドミトリー)
- 安宿は5USD前後から泊まれる
- ドミトリーは設備がシンプルなことが多い
- Wi-Fiは意外とどこも強い
④ベトナム旅行で気をつけたいポイント
アクティブな**ベトナム旅行**で実際に感じた**「ここは気をつけたいポイント」**をまとめると──
■ 注意点まとめ
- バイク旅は転倒リスクが高い(特に雨の日と砂利道)
- 給油や修理は外国人価格がある場合も(事前交渉や確認がおすすめ)
- 観光地は営業時間が短い場所もある
- 人混みではスリに注意
- 田舎は英語がまったく通じないことも多い
- 夜の街は暗い場所があり視界が悪い
ベトナム旅行は安全な方ではあるけど、アクティブに動くなら注意力は必須。
⑤まとめ:ベトナムは“ハプニングすら愛しくなる”、旅人に優しい国だった
これら全部がミックスされて、**「また行きたい」**と思わせる不思議な魅力がベトナム旅行にはある。次に行くときは、もっとゆっくり、現地の人と交流しながら旅してみたい。ベトナムは、そんな気持ちを自然と引き出してくれる場所だった。

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