【カンボジア旅行記】「安息の地」プノンペンで殺されかけ!? トラブルも笑えるタフな旅のリアル
①結論:カンボジア旅行は「安息」と「緊張」が入り混じるエキサイティングな国だった
これまで旅してきた国々の中でも、カンボジア旅行は特に「安息」と「緊張」が絶妙なバランスで混ざり合っている、予測不能な国でした。
ベトナムからの国境越えでは左手の不自由を察してくれた入国審査官の優しさに触れ、「障害者差別はなさそうな国だ」と第一印象は超ウェルカム。プノンペンでたどり着いた安宿は、5ドルでプールとビリヤード付きという天国のような環境でした。
しかしその裏で、トゥクトゥクの運転手との料金交渉で「殺すぞ」と脅されたり、キリングフィールドでカンボジアの「闇」に触れたり。ストリートの熱量と歴史の重さが、旅の緊張感を一気に高めてきます。
結論として、カンボジア旅行は、安宿でのんびりリラックスできる「安息」と、一歩外に出れば気が抜けない「緊張」が同居する、油断ならないけど最高に面白い旅先です。
②体験談:国境越えから絶景、トゥクトゥク交渉バトルまで
■ 幸先の良いスタートと、最初の洗礼
ベトナムからのバス移動は、大学の卒業旅行で東南アジアを周遊中の日本人・R君と相席に。日本語で情報交換できるって、海外旅行では本当に心強い!
入国もスムーズで、プノンペン到着後、トゥクトゥクの交渉では3ドルで合意。が、支払い時にお釣りがUSドル+リエルで返ってきて、ここで初めて二重通貨制を知ることに。
■ 天国のような安宿と、地獄のような保険トラブル
宿は1泊5ドルでプール・ビリヤード付き。ローカル料理も激ウマで快適そのもの。しかし、ベトナムで負った足の怪我が悪化…保険会社に電話すると「ベトナム国内の運転免許がないと適用できません」と絶望の回答。国際免許じゃダメだったのです。
■ 命がけの交渉:トゥクトゥクの運転手に「殺すぞ」と脅される
キリングフィールドからの帰り道、料金トラブルで運転手の態度が豹変。「お前を殺したい」とまで言われ、ひたすら沈黙で粘る交渉バトルへ。最終的に10ドルで落ち着きましたが、かなりの恐怖体験でした。
■ アンコールワットの絶景と、ゲテモノ料理体験
シェムリアップではアンコールワットへ。日の出は雲に遮られたものの、後から劇的に太陽が出て絶景に。夜は仲間とゲテモノ料理に挑戦し、旅の濃さはMAXに。
③カンボジア旅行で役立つ情報まとめ(詳細)
■ 通貨と物価
- 米ドルとリエルの二重通貨制
- ATMでドル引き出し可能
- お釣りはリエルが多い
- 1ドル=約4000リエル
- 食事は2ドル前後と比較的安い
■ 交通情報
- 市内はトゥクトゥクが中心。料金交渉は必須
- ベトナムより交通はやや安全に感じた
- 都市間移動はバスが快適
■ 宿泊とその他
- 5ドルでプール付きゲストハウスあり
- 未開封のお菓子にアリが付く場合あり…衛生管理は必須
- キリングフィールドは歴史理解に重要
④カンボジア旅行で気をつけたいポイント
- トゥクトゥクは金額確定が絶対
- 海外旅行保険は運転免許要件を確認
- 怪我・体調不良は無理せず休む
- リエルのお釣りは計画的に消費
⑤まとめ:カンボジアは“タフな旅人”を歓迎してくれる国
脅され、保険は使えず、怪我を抱えながらも旅を続けられたのは、カンボジアの独特の魅力のおかげ。安宿の快適さ、アンコールワットの絶景、ローカルフード、そしてタフな交渉…。これら全てが旅を忘れられないものにしてくれました。
不便やトラブルすら楽しめるタフな旅人には、カンボジアは最高の旅行先です。
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