① 結論|ウクライナ旅行は「安さ」と「居心地の良さ」に驚かされる国だった
正直に言うと、ウクライナ旅行は出発前までかなり不安だった。外務省の渡航情報は黄色、周囲に行ったことがある人もほとんどいない。それでも実際に訪れてみると、物価の安さ、食事の美味しさ、人の距離感の近さに救われ、気づけば「もっと滞在したい」と思わせる国だった。
完璧とは言えない。宿ではトラブルもあったし、注意点も多い。それでも、旅人にとってウクライナは「何もないようで、妙に心に残る国」だった。
② 体験談|リヴィウでの3泊が、予想外に快適すぎた
早朝、バスで到着したリヴィウ駅。街の中心まではトラムが走っていたらしいが、そんな情報は知らず、バックパックを背負って40分以上歩くことになった。それでも寒い空気の中、石畳の街を歩く時間は嫌いじゃなかった。
たどり着いた安宿は、1泊約360円。これまで泊まってきたアジアの激安宿を超える価格に、思わず笑ってしまう。
街のレストランはどこに入っても安くて美味しい。気づけば毎日外食し、カフェで長居し、靴まで新調していた。旅を始めて7足目の靴。毎日歩きすぎている自覚はあるが、それでも「歩きたい」と思わせる街だった。
ただし、完璧な滞在ではなかった。2日目以降、身体に強烈なかゆみ。原因は…南京虫。マットレスの血痕が気になってはいたが、現実になるとさすがに堪える。それでも不思議と「もう出たい」とは思わなかったのが、リヴィウの不思議なところだった。
③ 詳細情報|ウクライナ旅行で感じたリアルなポイント
■ 物価の安さ
- 安宿:1泊300〜500円台
- 食事:レストランでも数百円
- タバコ:1箱50円前後
- 長距離移動(寝台列車8時間):約1,000円
■ 都市の雰囲気
- リヴィウ:落ち着いたヨーロッパの古都、長居したくなる
- オデッサ:黒海沿いの港町、開放感がある
■ 移動体験
オデッサから黒海を見に行った日は快晴。「黒海」という名前とは裏腹に、海は驚くほど透き通っていた。イスタンブールで食べたサバサンドと、地理が頭の中で繋がった瞬間は、旅ならではの快感だった。
④ 注意点|ウクライナ旅行で気をつけたいこと
- 安宿の衛生状態:南京虫のリスクあり
- 英語はほぼ通じない:身振り手振り必須
- 情勢の確認は必須:特にクリミア半島周辺
- 夜の酔っ払い:絡まれることもあるが、基本は無害
「行ける場所」と「行かない判断」を分ける冷静さは必要だと感じた。
⑤ まとめ|何もないのに、また行きたくなるウクライナ
ウクライナは派手な観光地ではない。英語も通じにくく、トラブルも起きる。それでも、居心地の良さと旅人への距離感が、不思議と記憶に残る国だった。
ウクライナ旅行は万人向けではない。でも、「安く、深く、旅を味わいたい人」には強く刺さる。何もないようで、確かに何かが残る。そんな国だった。
※滞在時期:2015年ごろ







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